2017年5月31日(水)、深叢寺 月の会で行われている、写経へお邪魔しました。
参加者数
10名(写経の日の場合)
年齢
40~50代メイン、20代や60代~70代も
檀家でなくてもOK
※妊娠中の方、小学4年生以下はご遠慮いただいています
実施日・頻度
月に5、6回
寺ヨガ(満月前日・水曜、土曜)、坐禅(日曜)
キャンドルヨガ 写経(平日)
>予定はブログから確認できます。
実施時間
寺ヨガ9:00~10:00 ※時間変更の場合あり
坐禅 8:30~9:30
写経 9:00~10:00
キャンドルヨガ 19:00~20:00″
場所
深叢寺 公式ホームページ
声かけ人
須藤 ようこさん(住職のお嫁さん)
開始時期
2016年10月
参加費
写経は無料(京都の本山に納める場合は1,000円)
寺ヨガは1200円(3回チケットは3000円)
坐禅は無料
活動内容
ヨガ
開始当時から、この先生にお願いしたい!という想いがあったそうです。ヨガの先生は元々、ようこさんの友人で、声のトーン、話すペースがお寺に合い、癒される感じがしたとのこと。
「癒しとか浄化を目的としているので、ゆったりで」とお願いしただけで、お寺にどんな動きがあうかなど、考えてきてくださるのでとてもありがたいそうです。
ヨガの際は男性の利用も多いです。
「フィットネスは(女性ばかりなので)男性は行きづらい、ここなら気を使わず来れる。」といった声が聞かれるそうです。
写経
本堂の右手側の庫裏の玄関を入ると、ようこさんが出迎えてくださいます。
廊下を進むと、広い畳の空間があります。
絨毯をひき、写経用の机を並べていただいたところへ、訪れた方が正座していかれます。
初めての方には、ようこさんお手製の「月の会」活動予定が手渡されます。
熱心な方か、筆ペンではなく、習字の筆を持参し墨をする方も見受けられました。
9:00になると、住職さん(ようこさんの旦那さん)がいらっしゃり、お話があります。
「お経そのものには力はないが、写経する行為が尊い」とのこと。「チーン、チーン、チーン・・」の合図で、しばらく精神統一の時間を持ちます。目は閉じるか、写経を眺めるくらいの角度でふせます。
静寂の中、普段は意識しないような鳥のさえずりや水の音が大きく聞こえてきます。
合掌をして写経開始。
皆さんの集中力がすごいので、シャッター音のするカメラは、とてもでないが使えませんでした。
現代では貴重な自分と向き合う時間。考え事をすると筆先に伝わり、文字が乱れました。心を文字を通して整えているかのようでした。足のしびれを逃がしながら、書き続けること40分。
①自分で持ち帰る
②本山に納める(別途1000円必要)
③深叢寺に納める
の3通りがあります。
本堂に向かい、写経を納め、時間のある方は住職さんの手作り甘酒(麹と水で作ったもの)をいただきました。
友人同士の参加もあれば、初対面の方もいます。終わったばかりの写経への感想や、庭の草木の話でもりあがりました。
住職のお嫁さんの趣味である御朱印集めの話から、ちょうど参加されていた点描の先生とコラボした「御朱印づくり」のイベントと「御朱印集めの会(仮)」が発足し、活動が更に広がりました。
きっかけ・推移
2,3年前に代替わりする前から、檀家さん以外の方も参加できる写経会を年に数回開催していたそうです。当時から、村より「子ども向けの写経をしてもらえないか」などで依頼がありました。
代替わりを期に、ようこさんは現住職と話し合い、ずっとやりたかった事を形にしていくことにします。
「現代では、会社勤めの方も、主婦の方も日々忙しく過ごしている。」とようこさん。
自分と向き合う時間を持つことで、リセットしてゆっくりできるよう、テーマとして「心と体の調整を」を設け、ヨガ・写経・坐禅を活動の3本柱とし、寺を開放していくようになりました。
今後の展望として、テーマに当てはまる活動は、まだ他にもあると思うので、取り入く予定です。
例えば、「寺シネマ」で映画鑑賞を先日し、人間の生まれるところをとりあげました。
次は子ども、次は青年期、壮年期、老い方や看取りまで、みんなで見つめていきたいそうです。
「寺は死を迎えるだけの場所でない。どう生きるか向かい合う場所でもある」
社協では今後も通い場・集い場といった場づくりを応援させていただきます!
持ち物
ヨガは飲み物・タオル・ヨガマット
(ヨガマットのない方は100円で貸し出し) 要予約
写経は筆ペン
坐禅は なし、動きやすい服装(スカート・ジーンズは避ける)
連絡先
電話:0266-79-6298
メール:tukinokai.shinsouji@gmail.com
>予定はブログから確認できます。