6月25日(火)原中学校2学年(2クラス64名)の生徒を対象とした、福祉教育を行いました。

車椅子の介助と、目が不自由な人の歩行を誘導するガイドヘルプを体験し、高齢者や障がいのある方への理解を深めました。

車いす体験では、3人1組で2人が介助者となり、段差やスロープ、ぬかるみを想定したマットの上などで、車椅子の安全な操作方法を学びました。

また、ガイドヘルプ体験では、2人1組で、アイマスクを着けて白杖を持った人の片手をガイド役の肩に置き、狭い通路の歩行や階段の昇り降りなどの介助の仕方を学びました。

講師を務めた視覚障がい者の小平嘉清さんは、「どんなことが大変でどうしたらいいのかを聞いて、サポートしてくれたらうれしい」と呼び掛けていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆生徒の感想(一部抜粋)

●ガイドヘルプ体験
・目が見えない状態で歩くのはすごく難しいんだなと思った。杖を使うと、周りの様子がある程度わかるので、杖はすごく大事だなと思った。
・白杖体験をしているときに、周りの状況をもっと教えてほしかったと感じた。比喩表現ができないことに困った。
・視覚障がい者はタッチパネル、セルフレジが使えないというお話が印象に残った。

●車椅子体験
・車椅子の使用者にとって段差が恐ろしいことに気づいた。
・車椅子体験で、曲がるときに片側だけ動かせば曲がる事を知った。
・坂で少し浮くところがあってちょっと怖かったけど、声がけをしてくれたから安心した。
・声がけが必要だと感じた。家族や友だちが車椅子になったときに役立つと感じた。